FXトレードの場合、デイトレードに向いている通貨と向いていない通貨がありますが、これらの違いは一日の値動きの大きさです。
一般的に値動きが大きい通貨ほどデイトレードとして、まとまった利益を稼ぎやすくなります。
株式をやっていたときは、明日上がる株を情報収集して、かけるという感じでしたが通貨では勝手がまるで違いました。
向いている通貨ペアでいうと、イギリスポンドと円、ニュージーランドドルと円、オーストラリアドルと円などといわれています。
しかしデイトレードをするのに、不適切な相場状態というのはレンジ相場といわれる相場の値動きが鈍くなるときです。
デイトレードに向いている通貨はレンジ相場にも強くはありますが、それでもレンジ相場が強いとメリットを発揮しにくくなります。
それでは、デイトレードをする場合、レンジ相場では利益が上がらないのかというとそうではありません。
値動きが小さいユーロと円、ドルと円などの安定した通貨とくらべればそれでも値動きは大きいことが多いので、デイトレード向きの通貨ではレンジ相場でも工夫次第で利益確定が出来る可能性が出てきます。
いつもより、取る値幅を小さくして新規注文を出すロット数を増やせば、小さい値幅であってもロット数が多いため利益を確保できるようになるのです。
デイトレードは一度に20から30pipsの利幅を狙うトレーダーが多いですが、レンジ相場では10から20pipsの値幅を取れる注文を複数一度に発注することで、通常の相場のときと変わりなく利益を上げることができるでしょう。