インビザライン

一年半ほど前からマウスピースによる歯列矯正を始めました。

そして現在、日中は保定装置を装着して日常生活を過ごしていますが、装置が透明なので周囲に歯列矯正中であることはまず知られません。

友人から教えてもらったインビザラインを、大阪市内の取り扱い医院で探して矯正をすることにしました。

歯並びが良くなった今、本当に歯列矯正を行ってよかったと心から思います。

…そのように思う今日この頃ですが、マウスピースを装着し始めた頃は本当に痛くて痛くて歯列矯正を始めたことを後悔するほどでした。

マウスピースを外して食事をしても痛くてご飯が食べにくいというのは本当に辛かったです。と、ネガティブなことを書きましたが私自身の歯並びが本当に悪かったからかもしれません。

しかし、それも最初の3,4日だけで長時間マウスピースを外さなければ装着していて不快なことはありませんでした。

それから2週間置きに新しいマウスピースの型を取るために歯科医院を受診するのですが、少しずつ自分の歯並びが変わっていくのが楽しみでした。持っているスマホでも自撮りをしてしまったほどです。

歯列矯正を進める段階で、歯間のスライス研磨をしていただいたり、圧下ゴム装置をつけてもらったりと、難航を極めた歯列矯正だったことと思いますが、何とか今に至りました。

過ぎてしまえばあっという間に感じたのも歯科医院のスタッフさんが良い方ばかりだったからかもしれません。

これから歯列矯正を考えられている方にはぜひ長く通える自分に合った歯科医院を受診されることをおすすめしたいです。

口腔内の治療に用いた器具

前回のエントリー「恐怖の歯科用ドリル【リンク:ttp://diary.cute-site.net/archives/128】」で火起こしのようなドリルを紹介しました。
あのドリルは紀元前7000年あたりに使われていたものです。

 

今回はほんの100前、200年前まで使われていた口腔内用医療器具を紹介します。

 

舌用絞断係蹄(1850年代)

口腔内医療器具1

 

 

絞断係蹄とは外科手術のとき出血を防ぐために切断部を締めつける装置のことです。
ガンなどの病気で舌の一部を切除するときに用いました。

この器具で血の流れを止めてから舌を切除しました。
先端の輪に舌を入れて、下のホイールを回すとヒモが棒に巻き付けられて輪が小さくなっていく仕組みです。

 

 

注射器(1905年)

口腔内医療器具2

 

 

歯茎に麻酔注射をするための器具です。
当時は局所麻酔としてコカインが使われていました。

 

 

抜歯用器具(1810年)

口腔内医療器具3

 

 

画像の通り、栓抜きで栓を抜くように、歯に引っかけて、勢いよく抜きます。

 

 

歯医者嫌いの人は現代よりもはるかに多かったでしょうね(笑)

恐怖の歯科用ドリル

歯医者が苦手な人は医療技術の進歩した現代でもたくさんいることでしょう。
口の中で鳴り響くドリルの音や、あの独特の振動を思い出すとすごく嫌な気持ちになります。
電動ドリルのなかった時代はどのようにして歯に穴を開けていたのかを紹介します。

 

歯に穴を開けるにはとがった物を同じ位置で回転させなければなりません。
同じ位置で高速回転するとがった物・・・実はこんな物が大昔から存在していました。
火起こしです!

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これを使えば歯に穴を開けることができるでしょう。
・・・実際に医師たちは使っていました(笑)

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こんな物を歯に当てられるなんて恐怖以外の何ものでもありません(笑)
火起こし同様、煙が発生したそうです。
治療と言うより「拷問」ですね。