カタツムリ汁


カタツムリの粘液が喉の痛みや咳の治療に使われていた時期がありました。
ネバっとした液体が子供や病気で弱っている人に対して効力があるとされていたのです。

 

ではどのようにしてカタツムリから粘液を取り出すのでしょうか。
まずはカタツムリの採取方法から。
早朝、カタツムリにまだ朝露がしたたっている頃、カタツムリを約450グラム捕まえます。
カタツムリの殻を外したら千切りにします。
カタツムリを切り終えたら、約220グラムの砂糖とともに袋に入れて地下室に吊します。
すると袋からカタツムリの粘液がしみ出してきて落下するので、それを皿などに受けて集めます。

 

また耳に痛みのある人はカタツムリに針を刺して直接粘液を絞り出し、耳穴に垂らしていたそうです。

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