近所に住む姉夫婦の息子は小学校から空手をやっていて今年中学生になりました。
主に型試合で好成績を収めて全国大会に行くまでになりましたが、中学生になってからは一段とその壁は厚くハードになったそうです。
型だからそんなに身体を酷使しないのではと姉は言っていましたが、とんでもない、私も学生時代に空手をやっていましたが、全身の緊張と弛緩、点のタイミングでの瞬発力、中学にもなれば筋トレも過酷になり、無理をすれば成長期の児童にはかなりの負担になります。
夏休みの合宿で膝と股関節の傷みを訴えて、先生から治療師のいる所でマッサージを受けることを勧められたそうです。
ここで姉に聞かれたのですが、治療師のいるマッサージって、普通治療する人がいるんじゃないの?と。
いや確か、本来マッサージや治療を行う事が出来るのは国家資格を持った人だけだったはず。
じゃあ、それ以外はなんなのと聞かれ、確かに「?」となってしまいました。
ネットでそのことについて調べていると、そのことについて詳しく解説を掲載していた「代々木上原 マッサージ 鍼灸整骨院トピア」にその答えが。
先生が通うことを勧めたマッサージは「柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師といいう国家資格を持つ治療師」のいる所であって、これが法律で決められており、それ以外(無資格者)の運営するものは、事業(サービス業?)であるから特に表示に制約が無いという事なのです。
つまり現状は、資格を持った治療師が居てもいなくてもマッサージ店というわけです。
なるほど、と思いましたが確かにマッサージという言葉は国際的には massage という、「もみほぐす行為全般」を指しますし、日本語英語としても同じような意味で定着していますので、これを厳密に使用を制限することはできないのでしょう。
なんともややこしい話ですが、そのまま姉につたえると同じように煙に巻かれたような難しい顔をして、なんとか納得しているようでした。