古代の避妊法

今回は治療法ではなく少し別のことを紹介します。
技術が進歩する以前はどのように避妊していたかについて説明します。

 

まずは男性用から。
コンドームの起源は紀元前3000年頃の初期エジプト王朝であると言われています。
当時はもちろん天然ゴムを使用することなどできなかったので別のものを使っていました。
それはブタやヤギの盲腸や膀胱です。
自然に存在するもので伸縮性のあるものといえば動物の盲腸や膀胱だったのですね。
感染症が起きないか少し心配ですが。

 

では女性はどのように避妊していたかというと・・・。
やはりこれもエジプトなのですが、ワニの糞を用いていました。
ワニの糞を乾燥させたものを膣内に入れたのです。
糞の温度が膣内で体温まで上昇すると、柔らかくなって何ものをも通さないバリアになると信じられていました。

 

この糞をどうやって取り出していたのかすごく気になります。

水治療法の効果

19世紀に流行った治療法に「水治療法」というものがあります。
現代でも「水治療法」は行われていますが、19世紀に行われていた水治療法は現代と少し違うようです。

 

まずどのようにして行うかなのですが、水またはお湯に患者を浸からせるだけです。
富裕層向けに多くの医者が水治療法のクリニックを開設しました。

 

ではどのような病気に対して効果があるとされていたか。
どのような病気にも効果があるとされていました。
特に結核、不眠、ハゲ、勃起不全、そして女性のヒステリーに対して効果があったそうです。

 

お金に余裕のある人が喜んで治療費を払いそうな症状が多いですね(笑)
医者に通って高い治療費を払って水治療法を受けるより、湯治場へ行った方が効果がありそうです。

電気ショックベルトで強さを取り戻す!

いつまでも若い頃のような性的強さを保ち続けたいというのは、どの時代の男性も一度は思うことではないでしょうか。
医薬の進歩した現代なら「バイアグラ」という強さを復活させる素晴らしい薬があります。
では「バイアグラ」の登場する前はどのように強さを取り戻していたのでしょう。

 

その一つに「電気ショックベルト」があります。
これは19世紀に発明されたもので、腰に巻いたベルトから電流が流れてペニスに刺激を与えるというものです。
ペニスが電気刺激を受けると元気になるそうです。
当時の広告では「男性的な強さが戻ってくる」と謳われていました。

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電気を流しすぎるとなんだか役に立たなくなるような気もしますけどね(笑)