今回は治療法ではなく少し別のことを紹介します。
技術が進歩する以前はどのように避妊していたかについて説明します。
まずは男性用から。
コンドームの起源は紀元前3000年頃の初期エジプト王朝であると言われています。
当時はもちろん天然ゴムを使用することなどできなかったので別のものを使っていました。
それはブタやヤギの盲腸や膀胱です。
自然に存在するもので伸縮性のあるものといえば動物の盲腸や膀胱だったのですね。
感染症が起きないか少し心配ですが。
では女性はどのように避妊していたかというと・・・。
やはりこれもエジプトなのですが、ワニの糞を用いていました。
ワニの糞を乾燥させたものを膣内に入れたのです。
糞の温度が膣内で体温まで上昇すると、柔らかくなって何ものをも通さないバリアになると信じられていました。
この糞をどうやって取り出していたのかすごく気になります。