いつの時代でも痔を患っている人は辛い思いをしてきました。
現代においてもそうでしょう。
しかし現代は医療技術の進歩によって手術法も確立されましたし、効果的な薬だってあります。
昔はどのように痔の手術を行っていたか紹介します。
昔の人も現代人がそうであるように、深刻な事態に陥るまで手術は避けていたようです。
ウォッシュレットも柔らかなトイレットペーパーもない時代に痔を我慢するのはつらそうですが。
手術の際はこのような器具を使っていました。
患者を手術台に寝かせると医師は上の画像の器具を手に取ります。
外痔核の場合、この器具で痔を挟んだり潰したりします。
外痔核の根元をこれで挟んで血流を止めると、痔の細胞が死滅し、外痔核自体が取れるそうです。
内痔核の場合はフックのようなもので引っ張りだしてハサミで切り取ったそうです。
読んだだけで、かなりの痛みを伴う手術であると想像できます。