子供と歯医者

小学5年生で初めて虫歯になり歯医者に罹ったことがあります。

当時はもう小学5年生だから歯医者でも大丈夫と根拠もなく思っていました。

しかし、キーンというドリルで歯を削る音を聞くと怖くて泣いてしまい、病院から逃走してしまったのです。

まさか小学校高学年にもなって逃げ出すとは思わなかったのでしょう。

母も病院の方も驚いていました。

その後、結局家に帰る以外の選択肢がなかった私は、夕方過ぎに家に帰りひどく説教されました。そして母の監視のもともう一度連れて行かれました。

歯医者さんに「痛くないよ。虫歯をそのまま放っておくよりも痛くないからね。」と何度も説明され、何とか治療が始まりました。

実際音はすごかったですが、痛みは麻酔のとき以外ありませんでした。

おかげでそれ以降は歯医者さんへ普通に行けるようになりましたが、いまだにそのときの話を親にネタにされてしまいます。

時は過ぎ、うちの子供が歯科検診に行く頃には、ネットで子供の治療に定評のある越谷の歯医者さんを探して定期的に連れて行くようにしました。

幼いころから音や雰囲気に慣れさせるためです。

実際、もう数年通っているので虫歯になってもちょっと削るだけでOKですし、先生にも慣れていますので怖がりません。